ビンラディン氏の遺言から、深く広く掘り下げてみる。

先日、米軍によって殺害されたビンラディン氏が死亡一週間ほどに録音したテープが見つかったという。
その内容は、イスラエル国を支援するアメリカに対する反感の意を表する内容であった。
私達日本人からすると、国家間のどういう関係性があるのかわかりにくいものですが
イスラエルとパレスチナは近隣国家として歴史を通じて領土争いが続いており、
ビンラディン氏はこのパレスチナを支援する立場にあるわけです。
アメリカと関係の深いイスラエルは米軍の支援も受けながらパレスチナに対して
攻勢的姿勢を示しているという内容だったのでしょう。
ビンラディン氏殺害後のアメリカ国内の市民の歓喜をあげて喜ぶ姿は、日本人からすると
少し異様にも見えました。
それだけ、このイスラエルVSパレスチナの構図は、国際的な大きな問題であることをうかがわせます。
この両国家、両民族の闘争は、イスラム教とキリスト教の争いに代弁されたりもします。
イスラム教の教えが、”目には目を歯には歯を”・・・目をつぶされたなら、つぶされた者はつぶした者の目を同じくつぶしたら良いとする教えですが、キリスト教の創始者イエスの教えは、”右のほおを打たれたら左のほおも差し出しなさい”
・・・欲する相手にあなたのすべてを与えなさいという教えであります。
その思想だけを見てみるとやられたらやり返す、イスラム過激派の行動原理が明白にわかりますが
キリスト教の代表国家であるアメリカまでも同じではいけないのかもしれません。
オバマ大統領は、ビンラディン殺害後、”正義が勝った”と宣言しました。
これはどういう意味か?アメリカは、勧善懲悪の国です。最後には必ず正義が勝ち、悪を滅ぼす、
これ自体は、キリスト教の善悪分立の概念ですが、イエスの教えとは少し異なるものを感じます。
現実に、私の右のほおを打つ者に左のほおも差し出すことはナンセンスに思われますが
しかしそれは、やられたらやり返すという負(怨み)の連鎖を断ち切る一番の近道であり、

最大の愛と犠牲・奉仕の実践となるのでしょう。

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