江戸時代の観相学者・水野南北

偏った食生活が、万病を招き、人の運勢を左右すると言うのは、今でこそ、

誰もが知っていることですが、これを江戸時代から指摘していた学者が、

水野南北氏です。

彼は、人の骨層(人相)を見てその人の健康度あいなどを予知する観相学者でした。

しかし、人相は貧弱でも、飲食を節約することで寿命を延ばし、大成した人や

逆に、人相は恵まれていても、欲望のままに酒や肉食におぼれ、不幸にして短命で終わる人など

さまざまな人の生きざまを垣間見て、

「人相+食生活」を調べた上で占うと、万が一も外すことがなかった、と言われます。

骨層というものが、先祖や親からもらった先天的な要素とするならば

食生活というものは、自分自身の責任でどうとでもなる後天的な要素ですから、

この両者を兼ね備えれば、末永い健康と幸福は、牢固のものとなる、

占いと言っても、怪しいいい加減なものではなく、理論と経験値に基づいた

確かな情報源が、江戸時代の当時から日本に存在していたということになりますね。

先天的な部分は仕方がないにしろ、後天的な部分は、気をつけたいものです。。

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江戸時代の観相学者・水野南北 への1件のフィードバック

  1. 隅田川散人 のコメント:

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    神坂 次郎の本に「だまってすわれば—観相師水野南北一代」というのが有りましたね。
    思い出して、懐かしく感じました。

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