専門性を極めるということ

今日、TV番組でおもしろい内容がありました。

伊藤忠商事の取締役の丹羽さんへのインタビューでした。

丹羽さんは、29歳の時に、アメリカの大豆の買い付け担当を任されたんだそうです。

当時のアメリカは、世界の大豆の数十パーセントの生産量があったそうです。

それで、伊藤忠商事が、日本国内の大豆流通の過半数を得ていたというのですから

かなりの取引量でしょう。

それで、あるアメリカの新聞ニュースで、今年の大豆の不作予報が流れた、、

あわてて、アメリカ中の業者が大豆の買い付けに回り、当然、丹羽さんも買い付け確保に回った。

大豆の価格も急上昇。

ところが、マスメディアの予想は外れ、その年の大豆は、豊作に。

大豆価格は一機に下がり、伊藤忠商事は大きな損失を招いたんだそうです。

この経験を自らした丹羽さんは、それ以後、マスメディアの情報をうのみにせず、

ニュースが流れたら、実際に自分の目で徹底して現場を確認することにこだわったんだそうです。

そこからの大豆取引の凄腕というものは、大きな会社の躍進にもつながったんだとか。

ひとつの分野で専門性を極めると言うこと。

上記の例は、アメリカ 大豆 がキーワードですが、その分野では学者にも負けないというプロになること

この学びから得た論理力、自信というものは、その後、何の仕事をしても

同様に通じる専門力になったとうことです。

中途半端な学びなら、やらない方が良い。

やるなら、だれにも負けないプロの専門性を。

良い学びの場でした。

ちなみに、大豆よりやっぱり高麗人参でしょ!?

と、私は思います。

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