人参サポニンの構造解明の歴史について

高麗人参の中にある泡の立つ成分サポニンが、どのような化学構造をもっているのかの科学的な研究は
1854年カリリクエスという学者によって始められました。
しかし、人参に含まれるサポニン群は、容易にその正体を現さず。
全部の構造を解明するのに1970年代まで待たねばなりませんでした。
サポニンは、骨格の部分とこれに結びついた糖の部分から成り立っています。
同じ骨格をもっていても、結びつく糖の種類や、くっつく位置が異なると
性質の違ったサポニンになります。
現在人参に含まれる複数種類のサポニンが、それぞれ別々に取り出され、
構造が解明され、性質が明らかになって来たのです。
つづく、、
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