暖冬と言われたこの冬ですが、１月も後半に入ると全国的な積雪もあり、冬が深まって来た印象がありますね。インフルエンザの流行もピークを迎えています、充分ご用心下さい。
さて、年間を通して最も病気になりやすいのが冬の時期です。東洋医学では冬は腎臓が要所と言われます。その理由について記載してみたいと思います。
インフルエンザが流行している現在ですが、ウィルスや細菌等の体内への侵入に対しバリアの役割を果たすのが気道の粘膜です。冬場の乾燥により粘膜の機能が低下し、ウィルスの体内侵入が増加します。
のどの炎症、体内で溜まった細菌の残骸は尿によって体外へ排出される為、泌尿器系や尿をつくる腎臓に負担がかかります。
また、腎臓は、背中の表面に近い位置にあり、外気の影響を直接的に受けやすいという特徴もあります。背筋が冷えるとそのまま腎臓への負担となります。それで、冬場の要所は“腎臓”と言われるわけです。
腎臓を守る為には、まず体を温める。お腹は勿論、背中も温かく保てるよう服装など注意しましょう。また、ビクビクして恐れる気持ちも腎臓機能を低下させると言われています。温かくゆったりとした気持ちで過ごすことが大切なわけですね。
～体を内側から温める～ 腎機能を高める根菜類、レンコン、ヤマイモ、ユリ根、この時期おススメです。
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