最近、あちこちで満開の桜を見かけるようになりました。あ~、春だなぁって気持ちになりますよね。
皆さんはどうでしょうか? 春は好きですか? 多くの方が暖かくほっこりとした春は好きな季節ではないでしょうか?
人の心を暖かくほっこりとさせてくれる春、実はこれとは裏腹に、春はうつ病にも要注意の季節です。
漢方で言う所の「気・血・水」の「気」に該当する部分ですが、冬の間は厳しい寒さに耐えながら、ぎゅっと気持ちも引き締めていたものが、春になって暖かくなってくるとともに、気持ちもふわっと抜けてくる所もあるのかもしれません。
仕事や家事などで多忙で厳しい現実生活の中で、ストレスがたまり、どこかで気を抜くことは悪いことではありませんが、場合によっては、やる気自体が失せてしまうということがあるようです。
前向きな人生、幸せな人生、それらすべてやる「気」の成せる技であり、「気」が満ちて充実しているからこそ、人は生きる喜びを実感しているわけですね。
今日は、「気」を充填させる為の5つの項目、以下、紹介しちゃいます♪
その1:充分な睡眠時間の確保
その2:日の光を浴びる
その3:朝は起きる(遅くとも8時には起きる)
その4:歩く
その5:口に入れるものに気を付ける(口に入れたもので自分の体が作られているという認識をもつ)
以上の5つの中で、特に5番目ですが、これが当たり前のことにも関わらず、案外、認識されていないという印象があります。
健康の秘訣は食べたいものを食べたい時に食べることだという自然派の方がいらっしゃいますが、多くの場合、食べたいものは体に害を及ぼします。例えば、甘いケーキ、アルコール、たばこ、刺激の強い香辛料など。
甘いモノを過剰に摂取すると、胃腸が弱り、血が汚れます。辛いモノは腎臓を傷めます。結果的に、体がだるくなり、やる気が下がります。
逆に、食物は体を作る材料だと思って摂取するならば、口に入れるものの選別力が身に付き、結果的に、血がキレイになり、気も上がります。
昔の日本人が、仏教的な教えの中で、魚や野菜も命あるものであり、その命を頂くことで、私の命が生かされているんだという考え方は、そういう意味でも「気」を高める食生活の考え方だったのかもしれません。
飽食の時代だからこそ、生命を頂いているという認識をしっかりもって生きたいものです。
ストレスに強い心と体を作りましょう♪