ダイオキシンなど環境ホルモンの激増は、人間の生殖能力と正常な発生過程をダメージして、日本の未来、
しいては、人類の未来を心配されるほどになりつつあります。
イギリスの医学雑誌による研究報告で、1938年~1991年の間に発表されたヒトの精子数に関する調査のまとめで、調査対象はほぼ全世界全域20ヶ国15000人のデータからです。
結論は、「約50年の間に、ヒトの精子は半減した」というものでした。
精子減少などの傾向と現状との対策については、滋賀大学教授らによる興味深い発表があった。
「造精機能異常に対する漢方薬の効果」というものです。
以下は、その紹介、
平成元年1年間の京大病院不妊外来不妊因子としては、月経、排卵異常と、子宮内膜症、
男性側不妊因子として、精子欠乏、精子無力症が多く、多くの場合、不妊は男性側因子に起因する
ということです。
研究チームによると、17種類の漢方薬について、精子をつくる、又は制止の機能を改善する可能性のチェックを
行いました。17種の漢方薬のうち、効果があきらかであったのは、補中益気湯、十全大補湯と言った温性、
補性の高い人参が主の処方と、六味丸という補性のつよい副腎皮質機能を高める処方でした。
補中益気湯は、手足がだるい、眼にはりがない、語気が弱いと言った典型的な「紅参が有効なタイプ」に向く方剤です。
補中益気湯の精子欠乏、精子無力症への投与の結果、
精子濃度の増加は倍増以上を、精子運動率の増加は倍化したとのデータです。
虚感タイプ適合方剤に最適とされる紅参は、人参の温性、補性をアップしたもの、と考えをつないで行くと
紅参のこれからの有用性が浮かび上がってきます。
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