「体は足腰から老いる」
80代半ばまでピンピンしていてある日、コロッと亡くなった私のおじいさんの生前の言葉です。
意識的だったか、そうでなかったか、いつも良く動くおじいさんでした。
医療技術の発達により、日本人の平均寿命は永くなりましたが、50・60歳を越えてから亡くなる寸前まで
大きな病気一つなく健康に人生を謳歌できる人と、早くから寝たきりになり病室で生きながらえるのとでは
同じ80代の寿命でも晩年の充実度は全く異なると言って良いでしょう。
人間の最も基本的な動作である「歩く」という行為は、健康維持の為にとても大切な役割を果たします。
目に見えない筋肉、特に足腰の筋肉を鍛え、心肺機能を高め、持久力を養うことは、人間生活の基礎を成すもので、
その他の日常生活すべてを支える土台になります。
逆に言うと、足腰が弱ると連鎖的に体の様々な不調を招くという場合も少なくありません。
天気が良く、時間のゆとりがあれば、ときどきは近所の里山を歩いてみることも
是非、お勧めしたい健康・幸せ習慣です。
②登り続けると激しい岩山の側面も見せる(まるで人生の荒波のように?)→
←③頂上まで登り切るとさわやかな展望と達成感も味わえます。
※写真は、広島市内の鈴峯山、通称・広島南アルプスの最西端の山です。
目の前に広がる街は100万人都市・広島市街地。その先は、瀬戸内海。
現在、NHKで放映中の平清盛が活躍した舞台となる島々も見えます^^