近年、東洋医学や漢方と言った分野が注目され、それに関わる書籍も多く見受けられるようになりました。
これは、逆に言うと過去数十年間、日本国内で最も重要視されて来た西洋医学だけでは
病気が治らないという西洋医学の限界を多くの方々が感じているからではないでしょうか?
西洋医学ではどうしても体の一部分だけを診るため、視野が狭くなりがちです。
多くの体調不良の本当の原因は、精神的な面からもたらされる自律神経の乱れや
免疫力の低下と言った”単純に数値化しにくい所”にあるものです。
人の体は千差万別である為に、これをやっているから私は絶対に健康である、
と保障できるものはありません。
大切なのは、自分の体に合った健康法を実施することであり、
自分のライフスタイルに合った健康習慣を続けることですね。
簡単に答えは見つからない、それだけに、人間の心と体についての研究と
漢方のもつ可能性の面白さを私自身は感じております。