東洋医学では、がん患者の状態は、「気血両虚」、つまり、元気や気力がなく
血行が滞っている状態である場合が大半だと言われています。
気・血の両方を補い、下がっている体力と免疫力を上げて高める漢方薬として
「十全大補湯」とう言うものがあります。
これは、体を温め、胃腸の働きを良くして元気をつけてくれる高麗人参や
血行を促進血液をサラサラにする熱地黄などを配合したものです。
これら漢方薬は代替医療の代表的なもので、実際に愛用されて効果も上げています。
現代医療と組み合わせることで、免疫力を高め、抗癌剤や
放射線治療の副作用を軽減することもできるので、積極的な併用がすすめられています。
放射能被害が心配される東日本各地の現状ではありますが
最も身近な対策としても、自身の免疫力の向上や、血行を良くし汚染物質を体外に除去する
人体本来の機能を高める努力をすること、
つまり、日ごろから心がけるべき、健康管理を気を付けることが第一だと思われます。