春眠暁を覚えずとは昔の人も良く言ったもので、ぽかぽか暖かい日差しが差し込むこの４月、いくら寝ても眠く、なんとなく体がだるいという方が実に１０人中６人という統計もあるそうです。
四季の変化のメカニズムから原因と対処法を探って見たいと思います。春を迎えるまで長い冬の間、人の血管は収縮し、緊張状態を保つことで体温調節を行って来ました。これは、交感神経優位の状態と言えます。
しかし、春になり外が暖かくなって来ると、その必要が無くなり、交感神経の働きも弱まり、代わりに心身をリラックスさせる役目を持つ副交感神経の働きが活性化します。
つまりは、この時期特有の眠気やだるさの原因は自律神経の乱れにあるということが分かります。副交感神経優位になった心身をいかにバランス良く整えるか、これがキーワードになりますね。
ポイントは、ON・OFFの切り替えをハッキリ付けることです！まずは夜の熟眠、寝る前数時間はなるべくゆったり過ごすことが大切。お風呂を上手く活用して頂きたいですね。
次に、朝の目覚めです。朝は用事が無い日も遅起きは禁物。リズムを付ける為にも毎日だいたい同じ時間帯に起きた方がいいですね。そして、起きたらまずは、ポットでお湯を沸かして温かい人参茶を１杯♪ 胃腸を優しく温めてあげると共に、高麗人参で鋭気をしっかり養って頂けたらと思います。毎日続けることで、心身バランスが整って来ますよ。
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