人参サポニンの構造解明の歴史 日本×ロシア

人参サポニンの科学構造を明らかにする研究は、日本だけではなく、ドイツ、スイス、韓国、ロシアの科学者も参加し、どの国が人参サポニン群の構造を早く解き明かすか、学問上の激しい競争となりました。
なかでも、人参の素晴らしい効果を医学的に知ったロシアの学者の追い上げは激しく、ロシアアカデミー極東支部のエリヤコフ博士は、1964年~65年にかけて、人参から6種類のサポニンを取り出し、
その骨格の構造を世界中に報告しました。
日本でも、1962年~64年にかけ、東大の柴田教授とその一門の人たちが、せぽにんの骨格の構造を発表していましたが、ロシアの報告した構造と違っており、どちらが正しいのか、世界中の注目を集めました。
そして結局、ロシアの方が誤りを認め、日本に凱歌が上がりました。
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