現代栄養学の問題点

現代栄養学は、カロリー計算や成分分析において優れていますが、それが日本人の体質に合うのかどうか?
見直してみてもよい時期に来ていると思います。

例えば、牛乳の主成分である乳糖の吸収率を民族間で比較してみると、デンマークやノルウェーなど北欧の人々は95%以上吸収するのに対し、日本人においては15%以下だと言われています。

これは、各民族間の遺伝的要因に原因があります。日本人は何千年もの間、米を中心とした農耕生活を続けて来ました。弥生時代から穀物を主食に、魚介類を副食としてきたのです。
それで、穀物を消化しやすいように長い腸をもつ日本人特有のからだが出来上がりました。

最近になって、多くの日本人にとって牛乳よりも小魚などからカルシウムを摂取した方が良いとされるようになって来ましたが、私が小学生のときなどは、学校給食で毎日、ごはんと一緒に牛乳が出されていたものです。それも今考えると、単純に欧米人向けのカロリー計算を元に、決められていたように思いますが、場合によっては、それがアレルギー症状に悩む子ども達を増やしていたのではないか?と思ってしまいます。

アジア人と欧米人では、食生活や環境など、先祖代々の遺伝子が大きく異なります。
日本人の健康を取り戻す為には、欧米人が作りだした現代栄養学的な食養生ではなく、日本人の体質にあった漢方的食養成が求められていると言ってよいと思うのです。

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